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CM: TOYOTA / MEET




何かに出会うことはすてきだ


出会いに逢いにゆくことはすてきだ


ふるえるぐらいに
メッセージ、がすてきだ





でも、トーンに反してこれを企画したのは日本で

iPodのCMディレクターのLoganをひっぱってきた、
審査員のための広告。



賞をとることはクライアントのPRになるし、作り手のモチベーションやブランドにもなる。

賞のためにつくること自体は無意味だとは思わないけれど



外人が出演して、外人が演出して、外人がカメラを回す。

それでたとえばゴールドを獲って

ジャパニーズフィルムがやったぜ、と言えるのだろうか。






去年賞をとっていたトヨタの「Humanity」も、海外に媚びた表現、だと思った



ハリウッド映画みたいなもので

「カンヌうけ」するものにはルールがある。


ルールがあるということは、つくれる、ということ。




たとえばほとんど人の見ない放送枠で媒体費を抑えて、「つくれる」ものをつくることより

どうしようもないクライアントやつまらない政治と闘いながら、

受け手のためにつくることのほうが、よっぽどクリエイティブだと思う



クリエイティブ、というコトバはあまり使いたくないけれども


企画力と実現力は、同等に必要なものだと思っていて

「しょうがないこと」と闘えることは、それだけでクリエイティブなことだと思う。




わたしがここで取り上げる広告は海外のものが多いけれど

それは立場上むやみに国内作品を褒められなかったり、
マス広告だと単純にネットに素材がなかったりするからで(海外は広告のポータルサイトが豊富)

日本の作品でも素晴らしいと思うものはたくさんあるし、
広告祭で日本はグラフィックの受賞が少ないとか言われてるけど

おまえらに日本語のコピーの美しさが分かるかよ、とおもう。






広告祭に媚びずに、まずきちんと国内で機能するものをつくろうとする人を、尊敬しています。

「ふつうの人たち」に評価された上で、きちんと賞で評価される人を、尊敬しています。


賞というものへの批判については、まず獲ってから言え、と、思っています。


しっかりしごとを、しようと思います。












    

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コメント
国内で話題になって、広告としてきっちり機能して、
そして海外でも評価される。

まったく同感です。

それがいちばん広告本来の目的を見失わないで済む
海外広告賞の捉え方ではないでしょうか??

カンヌ病という恐ろしい病気もあるからねー。
  • MIZO
  • 2007.06.21 Thursday 19:05
>MIZO

カンヌ病、おそろしいです。
よく、見かけます。
  • agata
  • 2007.06.21 Thursday 21:47
うーん、なんかかっこいいです。
  • がたん
  • 2007.06.22 Friday 01:54
>がたんさま

ほんとうにかっこいいひとは、
ブログで表現なんかしないんです。(笑)
  • agata
  • 2007.06.22 Friday 14:06
カンヌを見るときは。

海外の賞をとるためになにができるか、
受賞作みたいなものをどうやってつくるか、
を考えるなんてナンセンス。

いつもの仕事で、その最前線で、
いかせるものがあるか、を考えよう。


ぼくがまだ広告の仕事に就いてまもないころ、
ぼくの尊敬するコピーライターは、
よくそう言っていました。

ここ数年、自分でも
身に染みてそう思うようになりました。

ぼくも、がんばろうっと。


  • ぺん
  • 2007.06.22 Friday 18:43
>ぺんさま

身近にそういうことを伝えてくれる人がいるのは、すてきですね。
わたしの上のひとたちも、ありがたいことに、賞には冷静です。

携わったしごとが雑誌やなんかで取り上げられると、うれしくなったりしますが
やっぱり、
業界人でもなんでもない「ふつうのひと」が、
ブログで「おもしろい」とか「欲しくなった」とか書いているのを見るほうが
ずっとうれしい気持ちになります。

消費を促してなんぼ。
の産物なんだと思います。
  • agata
  • 2007.06.23 Saturday 19:03
> 企画力と実現力は、同等に必要なものだと思っていて
> 「しょうがないこと」と闘えることは、それだけでクリエイティブなことだと思う。

突然他所から失礼します…。
わたくしPMを生業としておるもので、
この一言には泣けました…(感涙)。

どんな賞の壇上にも、業界紙にも
CDとADが出ててもPMが見える時はないので
その仕事に誇りをもってやっていても
それでも寂しくなる時もあるんですよね。
自分がまるで透明人間みたいな気がして。
誰からも見えてない気がして。

どんな作品が公開されても
そこに自分のつくった画像1辺すら存在しないけど
そこまで持っていったところに自分の仕事の
クリエイティビティがあるんだと
キモに命じてこれからもガンバロウと思いました…。
  • sutyaraka
  • 2007.07.23 Monday 21:34
>sutyarakaさん

わたしの周りにも、PMをしている友人がたくさんいて
わりと、PMのクレジットも見てたりします。
あほなので、彼らの名前を見つけるとうれしくなります。

発想できても実現できなければ意味がない、
と、さいきん強く思います。

CMの場合、その、実現できるかできないか、を大きく左右するのが
プロデューサーや制作のチカラなんだと思います。

だいじな位置だと、思います。
  • agata
  • 2007.07.25 Wednesday 23:51
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